1票から変わる世界 ABCテレビ 古川昌希アナウンサー【ABC衆院選2021】(ABCニュース) - Yahoo!ニュース

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1票から変わる世界 ABCテレビ 古川昌希アナウンサー【ABC衆院選2021】(ABCニュース) - Yahoo!ニュース

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 この秋に実施される衆議院選挙。選挙のたびに、「投票率が低い」とやり玉に挙げられるのが20・30代の若者たち。だけど若者たちだって、みんなが選挙に興味がないわけじゃない。同世代に伝えたいことがある!政治家のセンセイ達に言いたいことだって!そんな若者の話を一緒に聞いてみませんか?初回はABCテレビの古川昌希アナウンサー(33歳)です。

選挙は「健康診断」 自分のために投票へ

 夕方の報道情報番組「キャスト」に携わって、10月で丸9年。ニュース解説やナレーションに加え、大きな事件事故では現場に出て中継などもしています。  学生の頃は正直、それほど選挙に興味はありませんでした。投票には基本行くけど、旅行なんかと日程が重なれば、期日前投票まではしていませんでした。それが変わったきっかけは、数年前の参院選。ある候補者の取材に行ったことです。陣営や選挙区の人にたくさん聞き込みをしたのですが、いろんな思いや希望が住民の方から出てきました。それをその候補者に託すという、政治のスタートみたいな部分を見ました。ほとんどは町の小さな困り事みたいなことですけど、そういう「思いの集合体」として選挙がある。それに初めて気づきました。そこから一気に自分の中で興味が出てきました。

 若者の投票率が低いという事実は、不健全だなと思う一方で、仕方がないとも思っています。選挙って健康診断と一緒で、本当は自分のために行くものだけど、健康に不安のない若いときは、自分では行こうとはしない。学校や会社の決まりだから渋々受ける。選挙も最初はそんな感じで、強制でもいいのかもしれませんね。大人になるにつれて意義が段々と分かっていくというので良いと思います。  我々メディアが投票に行ってくださいと言うのも、先生が言う「勉強しなさい」と似ている気がして、うまく伝わるかなと感じています。切り口を少し変えてみると、政治って人間同士のやりとりだし、人間味のある世界。多くの政治家が自分のやることが正義だと思っていて、その様子をわかりやすく、遠い世界の話じゃないという風に感じてもらえるように伝えたいです。それは「パンケーキの話」とかじゃなくて、もっとまっすぐに伝えたい。そこにいつも苦悩しています。あまり10代20代の若者を「若者だから」という風にしない方が良いとも思っています。僕たちがおもしろいと感じていることを素直に伝えていくこと、それが結局は若い人にも興味を持ってもらえる近道かもしれません。

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